メンズエステセラピスト・鈴木まりあの日記

メンズエステセラピスト・鈴木まりあです。学生時代のアルバイトでメンズエステを始めて、4年経ちます。メンズエステをやっていて日々感じたことや、わたしなりの接客のことなど書いていきたいと思います。

初めてメンズエステに面接にいった話

 

こんにちは、鈴木まりあです。

今日はわたしが初めてメンズエステに面接にいった話をさせていただきます。

 

 

いまから4年、もうすぐ5年前…わたしがまだ20代なりたてのころです。

 

その頃わたしはネイリストになるために美容専門学校に通っていました。

 

学費を分割で払っていたので、月に9万近く払っていました。

高額です。

貯めた貯金もそろそろなくなってきていました。

でも学科の課程はまだ一年近く残っていましたし、学費はまだ払い続けなくてはなりません。

 

「どうしよ~…」

 

 

お金がなく、途方に暮れました。

 

 

(何かいいバイトないのかな…キャバクラは時間的にきついしなあ…)

 

 

実はわたしは、美容専門学校の入学金プラス最初の一年間の学費は、キャバクラで働いて貯めたものでした。

 

この時は、美容専門学校も二年目に入り、アシスタントとして勉強もかねてネイルサロンに勤めていました。

 

美容専門学校が週に三回、

アシスタントとしての勤務が週に三回。

どちらも朝が早いです。

キャバクラは夜19~20時から始まり、たいてい24~25時まで勤務します。

勤務時間こそ短いのですが、キャバクラにいたころはわたしはほぼ24時間営業だな、と思っていました。

 

まず朝はお昼の12時に起きます。

最初にすることは、会社にお勤めのお昼休みのお客様へのメールです。

内容は様々ですが、昨夜のお礼だったり、日常的な他愛もないことだったり。

数にするとかなりの数になります。

それが終わったら身支度をして、ヘアセット専門のサロンへ、16時頃行きます。

ヘアセットが終わったら、同伴の待ち合わせへ。

お食事などごちそうになり、そのままお客様といっしょにお店へいき、

24時までお店で接客をします。

そのあとはアフターといって、同伴のように自分のポイントになったりお給料に還元されるわけではありませんが、

今後の集客のためにごはんやお酒などごちそうになります。

そして家に帰れるのがだいたい朝の4~5時近く。

寝仕度をして、最後に朝出勤されるお客様がおはようメールをくださったりするので、できるかぎり返信します。

眠れるのが朝7時頃。

 

わたしの時間の使い方が不器用なのかはわかりませんが、

こんな生活をしていました。

 

お店にお客様を呼ぶためには、お店の外、つまり勤務時間外でたくさん努力をしなければいけないのです。

当時お世話になったお姉さんたちは、みなさんそうされていました。

楽しかったけど、体力的には正直キツかったです。笑

 

 

それをいま専門学校と、アシスタント業をしてるこの身では無理!

身体がふたつほしい…切実にそう思いました。

 

(他に高収入のバイトってないのかなあ…時間はできれば夜じゃないほうがいいなあ…

 

 

やっぱり風俗しかないのかな?)

 

 

 

お金に困っていたわたしは、ここまで考えました。

風俗を悪く考えているわけではありません。

否定する気もないのですが、当時お付き合いしているひとがいたため、

お金のため気持ちは切り替え頑張ったとしても、もし病気になったら…

と思うと、風俗はどうしても考えられませんでした。

 

 

(でもお金ないし、どうしよう…)

 

と悩んでいたら、ある日"メンズエステでバイトしてたことあるよ"という女の子に出会いました。

 

わたし「えっ、メンズエステってT○Cとか?」

 

女の子「ちがうよ~笑  マッサージするセラピストが女の子で、男のひとがお客さんなんだよ。アロママッサージとか、リンパマッサージとか聞いたことない?」

 

わたし「あるある、オイルとか使ってゆっくりマッサージするやつだよね?」

 

女の子「そんな感じ!わたしのやってたとこは水着でマッサージのコースもあって、きわどいなって思ったけど、風俗じゃないんだよ。エッチなことはしちゃいけないの」

 

わたし「でもマッサージの資格とか、ないよ?」

 

女の子「わたしもないけど、教えてくれるプロのひとがいて、研修したよ。研修中もお給料は出るよ。」

 

まさに目から鱗。

そんな世界があったとは!露知らずでした。

 

お給料もいいし、時間も選べるようです。

 

ひとまずその子が在籍していたお店に紹介してもらうことになりました。

 

女の子「オーナーさんが教えてくれるよ、とってもいい人だから」

 

わたし「オーナーさんって、男のひと?(いきなり男のひとと密室になるのか、ちょっと緊張するな…)」

 

女の子「うん、男のひとだけど…あ、心配?大丈夫、その人ゲイだから

 

 

続きます